やっぱり好きだなぁ、CCR

bearsmick2011-06-06

今回もまたTV番組ネタで恐縮ですが、昨日と同じように録画して観ている番組にこれまた以前ここでも取り上げたと思いますが「ソング・トゥ・ソウル」というのがあります。
ウォークマンを聴きながらのウォーキング、今日流れてきたのはCCRのベスト・アルバム「クロニクル」でした。そして日曜日の夜放送された番組を録画して観たのは、そのCCRの「雨を見たかい」でした。これまた奇遇というかシンクロしていると思うことです。けっこうこういったことは度々起きるので、きっと神様が僕にちゃんと聴いておさらいしなさいとおっしゃっているのでしょう。(笑)
CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)は、1960年代後期から70年代初頭にかけて数々のヒット曲を連発したアメリカを代表するロック・バンドだったので、僕が中学生から高校生にかけての当時から聴いていました。そのポップでキャッチーなロックンロールなヒット曲は、多分現在でもアメリカでは聴かれていたり、カラオケで多くの人たちに歌われていたりするのでしょう。中心人物だったジョン・フォガティは昨年のフジ・ロック・フェスティヴァルの目玉の一人だったですよね。ドラムとベースのダグ・クリフォードとステュ・クックの二人は、今も「クリーデンス・クリアウォーター・リヴィジテッド」というバンドで活動しているそうです。
その「雨を見たかい」は、CCRの解散が避けられなくなった時期の作品で、それまでのロックンロールな作風から少しバラード寄りの作品に仕上がっているのですが、当時はベトナム戦争絡みの作品だと言われていたそうです。確かにハッキリと言い切っていない歌詞は聴く人によっていろんな解釈が出来そうで、それもまたヒットに繋がったのでしょう。本人たちに言わせるとやっぱりバンド存続の危機のことを歌ったそうなんですが。ともあれ、良く出来た名曲であることは確かです。僕も当時の7インチ・シングルで持っています。
CCRというバンドは、カリフォルニア州バークレー出身のバンドで、憧れと思いで南部のスワンプ・ロックを構築、当時のサンフランシスコ・サウンドとは一線を画していたのですが、曲によっては長尺なインプロヴゼーションを含むものもあって、その時代にコミットしていたことも分かります。ジョン・フォガティとグレイトフル・デッドとの共演も残されていますからね。
僕が最初に手に入れたCCRのアルバムは3枚目のアルバム「ウィリー&ザ・プアーボーイズ」でした。そのジャケットに写るメンバーのジャグ・バンド/ウォッシュボード・バンド然とした姿にその後の僕の音楽的趣味が示されたのかもしれません。(笑)そのくらいその内容もアメリカン・ルーツなロックで素晴らしいものでした。実は、お金がなかった当時の僕は(今もだけど、笑)、同級生のF君にこのLPを売ったのでした。そのお金で何を買ったのかは忘れてしまったのですが、そうなるとその当時は、このアルバムのことをちょっと地味だと思ったのでしょうね。でも結局はまた買い直すことになったのでまずはメデタシメデタシと。(笑)