ベアーズ・カフェにバッハが流れる

bearsmick2011-04-06

いやぁ、素晴らしいライヴでした、今夜のライヴ。
普段あまり縁がないインストルメンタルのジャズやクラシックも、目の前で演奏してもらえると、その技術的なこともさることながら出てくる音もより一層の存在感を感じることが出来て感動的でした。もっともベアーズ・カフェでのライヴだから堅いライヴではないのでジャズやクラシックの要素が強いというだけで良い意味でのポップス/音楽と捉えるほうが良いのかもしれませんが。
キーボードの種田君は、ブルース系の音楽から20歳になってからピアノを始めたと言うミュージシャン、一方のチェロの蒲谷君は3歳からピアノを始め、15歳でチェロの道へ進み、ずーっとクラシック畑で活躍中のれっきとしたクラシック音楽のミュージシャンです。
そんな二人がデュオを組んで自由に演奏しているのが、見ていても分かって楽しいものでした。クラシック音楽を演っていても、個人的な感じは僕らとそう変わらなくて話していても面白い人でしたからね、蒲谷君。そうそうその蒲谷君、中学生の頃はサッカー少年だったそうで、当時の同級生に元日本代表の岩本輝男がいたそうです。
それにしても良い音だなぁ、チェロ。アンプリファイドしてなくても音量はあるし、ふくよかな音色が堪りません。そしてメロディーもベース・ラインもカヴァー出来るのもチェロの素晴らしいところですね。



ハモンドの鍵盤ハーモニカ「メロディオン」も珍しいです。この楽器だけはギター・アンプに繋いで音を出していました。
ベアーズ・カフェのライヴをけっこう観てくれているあるぽ君やナテっちも「今夜のライヴは良かったなぁ!」と満足気でした。本人たち「たねかば」の二人も、「今夜は気持ち良くライヴが出来ました。また来たいです。」と言ってくれました。また来年にでも来てもらいたいものです。