友人の絵を見に行く

bearsmick2010-04-30

ベアーズ・カフェの近所にあるスーパー「イスミ本店」の地下のイベント・スペースで『デルナーの伝承/古典絵画技法展』が行われていて、人吉在住の画家、牛島義弘さんの教室に通う人たちが、その技法を使って描いた絵画が展示されています。その中に僕の幼稚園時代からの友人であるY君の描いた絵も展示されているということで、今日の午後ちょっと見に行って来ました。
そのY君の絵は、ベアーズ・カフェにも一点だけ飾ってあって、その薔薇の絵は僕もけっこう気に入っています。今回も彼は、薔薇やツクシイバラ、桜といった花を描いていました。元々写真をやっていただけあってその構成力には一目置いていたのですが、今回はちょっと時間がなかったのかな?それとも先生の絵と比べたのがまずかったのかな?ど素人の僕が言うのもなんですが。(笑)別に貶しているわけではないんですよ、彼の才能は認めているのですから。それどころか、50の手習いから始めた彼の創造力にも拍手しているのですから。
丁度、観に来ていた高校時代の同級生の女性(お互い、まったく知らない人でしたが。)とY君とお茶しながら話しました。普段の生活や仕事から離れてのこんな時間もまた楽しいことでした。
幾つになっても何時になっても好きなことに熱中できることは幸せなことだと思います。
ちなみに「デルナーの伝承」とは、ミュンヘン美術大学のマックス・デルナー教授が1921年にその講義記録を刊行したものを指すようで、その中に15・16世紀のフランドルやドイツの画家工房の極秘技法であったテンペラ絵具と油絵具の使用法を「混合技法」と命名、その技法を使っての絵画展でした。