久しぶり！Ｍ君

相変わらず閑散として寒々しい夜ですが、今夜はちょっと嬉しいお客さんがお見えになりました。福岡からのマイミクさんでもあるＭ・Ｋ君がＹちゃんを伴って来てくれたのです。なんでもＭ・Ｋ君のお父さんが人吉の出身だそうで、彼も人吉のことが第二の故郷と思えるくらい好きだそうです。ほんとにありがたいことですね。
彼と会ったのは、もうずいぶん前のことで、まだベアーズ・カフェが前の場所、青井にあった頃でした。なかなかの好青年だったしお互いミクシイもやっているというこでマイミクになったのですが、ミクシイで彼が書いている日記がけっこう政治的、社会的な真面目なもので、僕もたくさん教えられることもあったりして楽しく読ませてもらっています。彼のような若い人がこんなことを考え表現しているということを知ることが出来ただけでもそれはもう価値があるというものです。
そんな彼が久しぶりに人吉に遊びに来てくれて、ベアーズ・カフェに来てくれるのもやっぱり嬉しいものです。今の場所に移転してからは初めての来店だということでしたが、地元の人もなかなか来てくれない最近の状況からみても本当にありがたいお客さんです。（笑）

そんな彼がリクエストしてくれたものは、ダニエル・ラノワの１９８９年の作品「アカディ」でした。Ｕ2やボブ・ディラン、ネヴィル・ブラザースのプロデューサーとしても有名なミュージシャン/プロデューサーなのですが、久しぶりに聴いたこのアルバムもまたとても良いものでした。先日取り上げたセサル・ロサスといい今日のこのアルバムといいけっこう良いもの持ってるじゃん、僕。（それにしちゃ、忘れていたりするんだけど。笑）
ジェリー・ガルシア・バンドで慣れ親しんでいた曲「ザ・メイカー」も取り上げていました。この曲は元々ニューオリンズの曲らしくネヴィル・ブラザースもレコーディングしたものの結局アルバムには収録されなかったものだそうです。
ダニエル・ラノワ独特の浮遊感のあるサウンドとルーツ音楽が良い具合にブレンドされたこのアルバムも名盤と呼んで差し支えないと思います。
これもまた一緒に聴くのなんかどうですか？お酒など飲みながらね。（笑）