Lj012届きました

bearsmick2008-09-26

毎度お馴染みの素敵なフリー・マガジン「Lj」の最新号が届きました。旅と音楽をメインに扱うこの雑誌、この夏のフェスをもちろん取り上げてあるのですが、今号のテーマは「エンドレス・サマー」ということでまだまだ野外フェスを楽しむぞ!という意気込みがうかがえます。僕のような中年は「エンドレス・サマー」というと、ついビーチ・ボーイズを思い出したりするんですが、僕も時間とお金に余裕があったらいろんなところで行われているフェスに参加してみたいものです。
ということで今号は、内容も充実、たっぷりページもあり読み応え十分です。興味がある人は取りに来て下さい。
ところで日本の夏フェスというと、やっぱりフジ・ロックということになるのでしょうが、今回はWOWOWの放送がなくなって残念に思っていたところ、O君がBSフジで放送されたもの各日4時間計12時間にも及ぶものを録画して持ってきてくれました。
観るだけでも時間がかかるので仕事をしながら観ているのですが、直前になってキヨシローの病気が発覚してキャンセルされたり、これぞという目玉のアーティストがいなかったり、例年になくこじんまりした感はぬぐえませんね。それでもボブ・ディランの息子であるジェイコブ・ディラン(今回はウォール・フラワーズではなくソロ名義での登場です。)は良かったです。お父さんの若い頃に顔も声も似てたりするんですが、なかなか良いパフォーマンスでした。バックのミュージシャンも渋かったし親の七光りのミュージシャンとは一線を画していますね。
ジャム・バンド系のバンドが少なかったのは残念でしたが、プライマル・スクリームがけっこう骨太なロック・バンドになっていて、ある種ストーンズのような感じを出していたのも個人的には嬉しかったです。あと、ブーツィー・コリンズ率いるジェイムス・ブラウン・トリビュート・レビューも楽しかったなぁ。ちっちゃなJBみたいなシンガー面白かったです。
毎回観るたびに、ちょっと気になる若手ミュージシャンやバンドもいるのですが、今回は日英修好条約締結100周年記念?とかなんかでイギリスのバンドが多かったようです。アメリカ音楽が好きな僕には、そんなところもマイナスの要素だったかもです。
一回見ただけではまだまだ見逃している所もあると思うので、しばらくはフジ・ロックの映像が流れることになるベアーズ・カフェです。一緒に観ようではありませんか。