Buskers on the road

街角や駅の通路、広場などで音楽の演奏をしたり芸を披露して小銭を稼ぐことをバスキングといい、それをする人をバスカーと言うようです。
昨夜、ベアーズ・カフェでライヴをやってくれたＦＵＪＩこと藤島晃一さんは、バスキングをしながらヨーロッパやアメリカを旅していたそうで、その所々で出会ったバスカーたちを写真に収めた写真集「Buskers on the road」を出していらっしゃいます。若かりし頃の本人の姿も少しだけ見ることが出来ますが（相当なロン毛です、笑）、各国の老若男女のバスカーの姿が収められています。パラパラとページをめくって眺めているだけでも、そこからいろんな音楽が聴こえて来るような素敵な本です。
歌を歌いながら旅をするなんて、「憧れ」だったりするのですが、現実にはそうそう出来ることではありません。好きなコトながら、店を構えていると簡単には休んで旅をすることすらママならないのが現実です。だからこそ余計に音楽や映画、小説といったものに思いを馳せるのかもしれませんが。
ともあれ、この藤島晃一さんの本は、手にとって見てみる価値はあるかもしれませんよ。
その藤島さんは本業が画家であるということは先日の日記でも触れたんですが、もちろんこの本の表紙は本人が描かれたものです。ポスト・カードも頂いたので、ここにアップしておこうと思います。


藤島さんは（奥さんが？）、高知県の本山町というところでジューク・ジョイント・カフェ「MISSYSPPY」という店も営んでいらっしゃるようです。是非、一度遊びに行ってみたいものです。