ちょっと愛を考えてみた

bearsmick2006-11-22

最近、ビートルズの「LOVE」というアルバムが発売されて、巷で話題になっているようです。ビートルズ・ファンのCONちゃんがもって来てくれたので聴いていたんですが、これはビートルズの楽曲を使ったジョージ・マーティンの作品といったほうが良いのではないでしょうか。
ハウス/リミックスの手法で再構築されたその作品は、元の楽曲の良さもあって、もちろん楽しめます。音質もよくなっていて大きな音で聴くといろんな音が聴こえてきて面白くもあります。クラブ・サウンドを経過したビートルズという感じですかね。でもその楽曲は踊り続けるにはおとなしかったりして、どんなシチュエーションで聴くと良いのか、微妙なところでもあります。自宅の居間やベッドルームで聴くのが良いようですかね。
ジョージ・マーティンだから許される、そんな作品のように思えました。
最近、読んだ本に、重松清「愛妻日記」というのがあるんですが、これは夫婦間の性愛を描いた短編集で、時代が時代ならきっと発禁ものじゃないかというくらいの描写で、内容を全く知らずに読み始めた僕は、ちょっとうろたえたものでした。(もっともあっという間に読み終えましたが、笑)確かにいろんな形の愛は存在するようです。
基本的に薄情者で我儘な僕は、人の愛に助けられてきたことはあれ周囲の人たちに愛を注いできたことはないのかもしれません。愛と平和、自由が好きな僕は、もう一回きちんと愛というものを考えてみることは必要なことのようです。