一人で追悼

bearsmick2006-11-18

ネット友達からの情報で、今日11月18日はテキサスが生んだ偉大なミュージシャンであるダグ・サームの6回目の命日ということを知りました。ベアーズ・カフェではあまり話題になることはないミュージシャンなんですが、僕はけっこう好きなミュージシャンの一人だったりします。
ということで、勝手に追悼の夜にしようと思ってDVDを見たりしてたのですが、数少ないお客さんからリクエストがあったりすると、そういう訳にもいきません。これがジョン・レノンやボブ・マーレィーだったらお客さんも納得して付き合ってくれそうなのですが、残念ながらダグ・サームといっても分かってくれる人は、ほとんどいません。(苦笑)という訳で、ここはお客さんのリクエストにお応えしてノラ・ジョ−ンズやカーペンターズを聴いていたのです。田舎の店の悲哀です。(笑)
ダグ・サームは60年代から活躍していたシンガーで、僕は90年だったかギタリストのエイモス・ギャレット、ピアニストのギーン・テイラーという僕も大好きなミュージシャンと一緒に来日した時に見たことがあります。キャリアも豊富なのでたくさんの作品を残しているんですが、その内容もブルース、カントリー、ロックンロール、テックス・メックスと色々楽しませてくれていました。今夜観ていたDVD(サー・ダグラス・クインテット)では息子さんのショーンも一緒にギター弾いていました。フラコ・ヒメネス、フレディー・フェンダー、オーギー・メイヤーズといったテキサスを代表するミュージシャンと一緒に作ったスーパー・バンド「テキサス・トルネイドス」での活躍も、好き者たちの心を多いに揺さぶってくれたものです。
ともあれ好きなミュージシャンの作品を命日に聴くという行事が年々増えていくのも、時代の移り変わりと自分が歳を取ったということなんですね。でも作品は残っているのでその点アーティストは良いですよね。
  
昔、聴いていた好きなアルバムをアップしてみました。この日記を読んで気になった人は、是非、一緒に聴きましょう。楽しくなること(ちょっと切なくなることも)は請け合いです。