SNL

bearsmick2006-01-26

東京出身で人吉に来てラフティングの会社を経営しているK君から、SNL(サタデイ・ナイト・ライヴ、アメリカのナイスなヴァラエティー番組)のキャラクターであるジョン・ベルーシの蜂とウェインズ・ワールドのホスト、ウェイン・キャンベルのフィギアを頂きました。なんでもベアーズに来るたびにここにあったほうがいいと思っていたそうです。もちろんありがたく頂き、さっそく飾らせてもらいました。

そんな訳で今夜は数年前に入手していたSNLの25年にわたるベストDVDを観ていました。久しぶりに観たのですが、何回観ても笑えます。今は横浜に行ってしまった超常連だったRYUちゃんと大笑いしながら何度も観ていたのを思い出しました。
そのDVDは、1975年の番組開始から5年ごとに区切って編集されていて2000年までの25年間分が5枚のDVDになっています。さすがに年寄りの僕には昔の方のが楽しめるのですが、コントと音楽の絶妙な絡みと愛情が窺えて思わず頬が緩んでしまうのです。本当にライヴ(生放送)でやっていたそうですが、そうそうたる大物ミュージシャンが出演しています。ジョン・ベルーシダン・エイクロイドブルース・ブラザースもこの番組から始まったんですよね。(もちろん最初のライヴ・シーンも入ってますよ)フィギアをもらったウェインズ・ワールドも僕が大好きなお馬鹿な映画「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズが手がけたコメディ/コントのシリーズでゲストにエアロスミスが出たときのモノが収録されています。
生放送ならではのハプニング、例えばエルヴィス・コステロの初登場(予定の曲を止めて他の曲を突然始めた)とか、後にボブ・ディラン30周年コンサートでブーイングを受けて泣きながらボブ・マーリーの「WAR」を歌うことになった発端である、シネイド・オコーナーのローマ法王の写真やぶき事件のシーンも収録されています。
けっこうきつい風刺やパロディーも多いのですが、これも対象への深い愛情があるからかも知れません。アメリカの大衆文化の奥深さを垣間見た感じです。アメリカの強権的な政治姿勢は何だかなぁと思う僕ですが、こと文化に関しては、やっぱり好きだし影響もうけていると実感した次第でした。
そうそうグレイトフル・デッドの演奏シーンも収録されているんですが、ボブ・ウェアーのかっこうから推測すると演奏の前にコントで絡んでいそうです。一体どんなことをやったんでしょうか、気になります。(笑)

5枚のDVDがこんな具合にボックスに入っています。箱物が好きな私です・・・。