究極のロック100曲!

bearsmick2005-12-23

というタイトルに惹かれて、またもSHIGHTを買ってしまいました。以前、ここでも取り上げた「究極のロック・アルバム100枚!」と同じくアメリカのローリング・ストーン誌のアンケート(こちらは500曲だったらしいです。選ぶのも大変だ!)によるものですが、編集長・音楽評論家である渋谷陽一氏と音楽愛好家を自負するピーター・バラカン氏の対談によるコメントがつくのがミソです。
もっともローリング・ストーン誌なので、ロックがロックらしかった時代の楽曲やその後に影響を与えたものが選ばれることは予想がつくものでしたが、思いのほかソウルなど黒人音楽が入っているのには、個人的にも嬉しくも楽しいものでした。だってロックそのものがブルースやR&B、ソウルの白人的解釈ということが言えるんですもの。
今までの経験から渋谷氏よりバラカン氏のほうが自分の趣味に近いなということは分かっていたのですが、日本と英・米の差(曲の聴かれ方や出され方)も分かって、それ面白いものでした。
個人的には所謂ヒット・チャートには中学生・高校生時代までしか興味が無かったので、流行ったから、売れたからという価値感とは、あまり関係ない音楽の聴き方をしてきています。このチャートも他の雑誌や国だったらずいぶんと違ったものになることでしょう。それでも、このチャートを眺めながら手元にあるレコードやCDを聴くのも楽しいことには違いありません。
とりあえず10位までの曲をリスト・アップしておきます。みなさんの趣味や気分とは如何でしょうか。
①ライク・ア・ローリング・ストーン/ボブ・ディラン(1965)
②サティスファクション/ザ・ローリング・ストーンズ(1965)
③イマジン/ジョン・レノン(1971)
④ホワッツ・ゴーイング・オン/マーヴィン・ゲイ(1971)
⑤リスペクト/アレサ・フランクリン(1967)
⑥グッド・ヴァイブレーション/ザ・ビーチ・ボーイズ(1966)
⑦ジョニー・B・グッド/チャック・ベリー(1958)
⑧ヘイ・ジュード/ザ・ビートルズ(1968)
スメルズ・ライク・ティーン・スピリット/ニルヴァーナ(1991)
⑩ホワッド・アイ・セイ/レイ・チャールズ(1959)
以下、「マイ・ジェネレーション/ザ・フー」「ア・チェンジ・ゴナ・カム/サム・クック」と続いていきます。
もし興味をお持ちになられたら本屋さんへ行ってください。もちろんベアーズ・カフェには置いてありますし、相当数の曲は聴けますよ。(あっ、宣伝しちゃった。笑)