今夜も叫んじゃった「お客さんや〜い」でもって今夜はバンドで。

bearsmick2005-10-13

一体どうしたことでしょう、全くお客さんの姿が見えません。さすがにあせってしまいます。せっかくガンボの仕込みとかもしてあるんですが・・・。(苦笑)
ということで昨夜に続き、最近入手したザ・バンドのボックス・セット「ア・ミュージカル・ヒストリー」(CD5枚+DVD1枚のセット)を一人で楽しむことにしました(笑)。
オリジナルのLPはもちろん、以前出たボックス・セットもベストCDセットや初期のリマスターCDとかも持っているんですが、信頼のおける友人、尾城君や酩酊爺さんのコメントを読んでいたら、こりゃ、自分も買わなくちゃという気にさせられました。で、買っちゃったわけですが、結果はもう満足、幸せです。ボックス・セットというより学校の卒業記念アルバムのような装丁(これぞ本物のアルバムというにふさわしい!?)と写真たっぷりのライナーノーツ(値段の加減でアメリカ盤を買ったので、英語なんですが)はとても素晴らしものです。
もちろん内容も凄くてDVDには未発表映像がたっぷり40分詰まっています。1970年ウッドストックでのスタジオ・セッションから始まって、以前話題になった「フェスティヴァル・エクスプレス」時のライヴや解散間際の「サタデー・ナイト・ライヴ」での映像までファンならずとも楽しめることは間違いないと思います。
CDのほうにも未発表音源やホークス時代の音源、ディランと一緒のものなどが盛りだくさんで凄い内容です。特にディスク1のロニー・ホーキンスとのEPからザ・バンドとしてデビューするまでの時期である1963年から67年までの音源には興味をかきたてられました。ものすごい勢いでバンドが成長していくのがうかがい知れます。当時20歳そこそこであったリチャード・マニュエルの黒っぽい歌には参りました。
昨日のジェリー・ガルシアともども秋の夜長の友、いや一生の友が出来たのは間違いないのですが、少しは一緒に感動を分かち合えるお客さんも来て欲しいものです。(笑)