チンドン屋さん

bearsmick2005-07-01

早いものでもう7月です。ウチの娘も期末テストだそうで、もうちょっとすると学生さんには嬉しい夏休みが始まるんですね。
今年の「球磨ロック」は例年の8月ではなくて9月18日に行う予定ですが、そろそろポスターやフライヤー、チケットの製作に取り掛からないと間に合わない時期になってきました。で、今夜はスタッフのミーティングをやったのですが、結局、主なスタッフは今までと大きくは変わらない感じになってきました。本当はもっともっと若くて新しいスタッフが増えてほしいのですが、現実には仕事や時間のことから、そう上手く動ける人は多くないみたいです。
それでも今年から参加のN君やA君などの積極的かつ有意義な意見も出たのでコレからが楽しみになってきたのも事実です。
その球磨ロックに今年はチンドン屋さんも参加してくれることになりました。ちょっと変わった感じで当日を盛り上げてくれそうで楽しみです。
そのチンドン屋さんではないのですが、福岡で活躍していて、毎年、富山で行われている「チンドン・コンクール」でも優勝している福岡の若手シンドン屋「アダチ宣伝社」の親方安達ひでやさんが書いた「笑う門には、チンドン屋」という本を読み終わりました。元ロック・バンドをやっていた安達さんがチンドン屋としてプロフェッショナルになっていく様子を綴ったものですが、なかなかポジティヴな感じが溢れていて面白かったです。とても僕には勤まりそうもないのですが、自分の好きなことを続けていくその姿勢には共感を覚えます。自分をいかに表現するかというロックとは180度違った感もあるチンドン屋さんの音楽、そこにはもちろん伝統芸も含まれるのですが、一時期廃れていたチンドン業界も最近は音大出の人たちも多数いるという現実、面白いものです。
この本は代表的なチンドン音楽のCD付きで税込み¥1575ととてもお買い得です。もし興味があったら読んでみて下さい。