ロックの映画、ロックな映画

bearsmick2005-01-23

このところ稼ぎはないのに、なにかと忙しい日々が続いていて読書や映画鑑賞もなかなかままならなかったんですが、ずーっと見たかった「スクール・オブ・ロック」(以前、尾城君のBLOGでも取り上げられていたね)をレンタルDVDで、「アイデン&ティティ」はWOWOWの録画で、やっと観ることが出来ました。どちらも共通するのはロック・バンドが主役ということ。2本とも面白く観ました。
「スクール〜」の方は、主演のジャック・ブラックの相変わらずの快演(ハイ・フェデリティもすごかったけど)となんといっても子供たちの演技とホントの演奏がグーです。
J・ブラック演じるニセ先生のロックの歴史とロックの精神論、僕もどこかの学校あたりで授業をしてみたいもんです。
一方の「アイデン〜」は、みうら・じゅん原作、宮藤官九郎脚本ということで、もっと笑えるコメディかなと思って観たんですが、意外に(失礼?)真面目なロック・ミュージシャンが主役の映画でした。バンド活動をやったことある人ややっている人には、身に覚えあることが出てきますよ。
最近、また、カウンター・カルチャーとサブ・カルチャーの違いやマス・カルチャーに対する姿勢などを考える機会があったりするんですが、そう意味でもグッド・タイミングな映画でした。
ロックの神様に祈りを捧げるとディランが出てきてハーモニカで応答するという仕掛けもディラン好きには堪りません。(笑)主人公が最後にそのディランから貰うギブソンJ−50、いいなぁ・・・(映画だってば!)
ロックをやろうとしている人、今やっている人、昔好きだったけど最近は聴いていない人に是非、観てもらいたいです。
青いと言われても良いんです。ずーっとロックな心を持ち続けることが出来たら、それはそれで幸せなんですから。