はっぴいえんど始動

bearsmick2018-10-28

1969年の今日、バレンタイン・ブルーの名前で後のはっぴいえんどがステージ・デビューしたそうです。その名前で何回のらを行ったのかは分かりませんが、翌年の4月12日のコンサート「ロック叛乱祭」時に、 バンド名を変えたと言っているので、半年くらいの活動だったのでしょうか?
残念ながら手元には、バレンタイン・ブルー時の音源はないのですが、デビュー・アルバム「ゆでめん」までのライブ音源を聴いていると、はっぴいえんどってとても上手いバンドだったことが分かります。
グルーヴィーな細野さんのベース、ちょっとバタバタするところはあるけど、松本隆さんのドラムも迫力あります。そして曲に絡む鈴木茂さんのギターも煩くないリード・ギターであり、それらに乗っかって歌われる大瀧さんのヴォーカルとリズム・ギターの切れ。当時の日本のロックには珍しいバンド・アンサンブルで聴かせてくれたと思います。
今日も39°以上ある熱の中で聴いているのですが、いやぁ、効きます。「ゆでめん」のライナーノーツには、バッファロー・スプリングフィールドのアゲインよろしく、影響を受けたり好きな人たちの名前が書き出してあるのですが、それもまた興味深いですね。ジェリー・ガルシアやフィルタ・レッシュの名前もありますよ。

当時の日本のロックというとブリティシュ・ハード・ロックやブルース・ロックが主流だったと思いますが、アメリカのウエスト・コースト・サウンド志向のはっぴいえんど、彼らがいたからこそ、その後の我が国のロックやポップスも隆盛を迎えることが出来たのでしょう。
話は変わるのですが、30日から入院しての治療生活に入るので、しばらくコノブログはお休みさせてもらいます。読んで下さっている奇特な方、よろしくお願いz比ます。
では、再開のときまで、さようなら!