鈴木慶一さんの誕生日

bearsmick2018-08-28

今日も朝から良い天気です。洗濯を済ませて今日が誕生日の鈴木慶一さんを祝うべく、彼のデビューとなるバンド「はちみつぱい」のアルバム「センチメンタル通り」を聴いています。
僕が上京した1972年、田舎から都会に出て来た一番の目的?にロックやフォークのライブを観るというのがあったのですが(笑)、はちみつぱいは通っていた大学を始め幾多の学祭や渋谷のライブハウスなどでたくさんのライブが観れたバンドの一つでした。当時の僕は、時間があれば渋谷のジャンジャンに通っていました。昼の部は¥100、夜は\¥300だったと思います。そして日曜日には日比谷野音で毎週のようにロックやフォークのコンサートが行われていて、それも¥300くらいだったような気がします。ともあれ許す限りそんな場所に足を運んでいた彼女もいない若者だったのでした。
はちみつぱいは、はっぴいえんどと共に僕のお気に入りのバンドになりました。ちょっと憂いも含んだサウンドは、バイオリンやペダル・スティールという珍しい楽器編成やチューニングからそのまま曲に突入してのインプロブゼーションなどグレイトフル・デッドのようなサイケデリック感もあり気分の高揚をもたらしてくれたものです。
さて、このアルバムは、1973年の末に満を持して発表されたデビュー・アルバムなんですが、後年発表されたライブや未発表ものを除いてては、活動期のはちみつぱいとしては唯一の作品でした。いやぁ、いつ聴いても名盤だと思います。
慶一さんは、その後ソロ名義の「火の玉ボーイ」を発表して「ムーンライダーズ」で活躍されることになります。時代によってそのサウンドも変化〜進化して我が国のロック〜ポップスを牽引するの立場になられたのですが、俳優もなさったり割と軽やかなフットワークで若いミュージシャンともコラボしたりと僕らの前に姿を現してくれます。
そういえば、先日のラジオ番組でのピーター・バラカン氏とのDJバトルというか対話がとても面白かったです。これからの活躍も期待出来そうです。
おめでとうございます。