ザ・プロディガル・サン

bearsmick2018-06-11

先日、東京で買ってきたライ・クーダーの新譜「ザ・プロディガル・サン〜放蕩息子」は、友人たちからも高い評価を受けていたのですが、確かに素晴らしい出来、良い作品だと思います。
元々、ウッディ・ガスリーなどのフォークや戦前のブルースなど社会的視点をもってアメリカ音楽を表現してきたライ、その後ハワイやカリブ〜キューバ、アフリカまでその興味を広げて僕にも多大な影響を与えてくれたのですが、このところ現代のアメリカ社会を見据えるかのような作品を作っています。もっとも音楽的にはアメリカーナと呼ばれる伝統に則ったもので、ライのギタリストとしての才能が遺憾なく発揮されています。古いようで新しい、聴くほどに心に染み入ってきて力強い、そんな作品です。
ライ・クーダーのファンである僕は、今までもずーっと彼の作品を聴いてきたのですが、今回もまた今後聴き続けるであろう作品と巡り会えた喜びを感じています。
久しぶりの東京で、このCDを買って来ようと思っていたのですが、最初行った渋谷の黄色に赤色のロゴの店より、\700も安く買えた青色の袋の店、東京時代からお世話になっていたのですが、やっぱり流石でした。(^.^)
レコード屋さん、CD屋さん、楽しいですが、時間が必要ですね。