父と息子

bearsmick2018-04-06

先日のマディ・ウォーターズの誕生日に彼の「ウッドストック・アルバム」を取り上げたら、友人から「ファーザーズ&サンズ」のツッコミもあったので、今日はそれを聴いておさらいしてます。
1969年に録音されて1972年に発表されたのでしょうか?LPはスタジオ録音とライヴの2枚組で、結構なお値段だったので当時は買えませんでした。で、1989年にCDで出された時にすぐ入手していたのでした。
ブルースがロックに直接の影響を持ったことには異論はないと思いますが、当時の米国のブルース系のミュージシャン、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのメンバーでもあったギターのマイク・ブルームフィールド、ハープのポール・バターフィールド、そしてスタックス/ブッカー・T&MG'sのベーシスト、ドナルド・ダック・ダンがマディ・ウォーターズ、オーティース・スパンたちと共に作り上げたブルース・アルバムです。
そのタイトル通りに、父であるホンモノのブルースマンとその子供にあたるブルースに魅せられた白人の若者たちによる幸せな邂逅のセッションが収められています。まだ、若かったマディのスライド・ギターも堪能出来るし、切れ味鋭いマイク・ブルームフィールドのギター、ポール・バターフィールドのハーモニカも聴きごたえあります。