1984

bearsmick2016-06-30

はい、今日も娘からプレゼントしてもらったLPの紹介をしてみたいと思います。娘が何故このアルバムを選んだのかは謎ですが、きっとアルバム・ジャケットにピピッときたのでしょうね。
デヴィッド・ピールと言う人は、僕も良く知らないのですが、ジョン・レノンオノ・ヨーコのアルバム『SOME TIME IN NEW YORK CITY』の中の曲「New York City」で“彼の名はデヴィッド・ピール”と歌われている人物で、ニューヨークのストリート・ミュージシャンとして有名だそうです。
それだけに過激な歌も歌っているのでしょう?、このアルバム「1984」も、かの有名なジョージ・オーウェルディストピア小説を素にしたコンセプト・アルバムのようです。英語が良く分からないのですが、そのディストピアユートピアの逆)世界を皮肉っているのでしょうかね。1984年目前の83年に発表されたようですから、その後の現代に続く管理社会への警鐘、アンチだったのだと思います。
サウンドは、サイケなギター・サウンドに言葉がのるといったもので派手さやバリエーションには乏しいのですが、確かにメッセージは伝わってきそうです。
昨今の我が国でも、きな臭い管理社会、自由を奪われそうな気配が濃厚です。そんなことに警鐘を鳴らしたり注意を喚起させることもロックの大きな存在意義だと思います。