Ａ・トゥーサン/ソングブック

最近入手したライヴＣＤ第２弾の紹介をちょっぴり。
来日コンサートも予定されているというニューオリンズを代表する名プロヂューサー、アレンジャーそしてシンガー＆ピアニストである「アラン・トゥーサン/ソング・ブック」がほんと素晴らしい出来です。
他のシンガーに書いた曲をはじめ（１９５０年代から６０年代初頭にかけてのニューオリンズ音楽黄金時代にたくさんの名曲を作っています）、過去の作品を自らのピアノで弾き語るこの作品、とてもピアノ一台と思えないというかピアノ一台だからこその美しさが、元々持っている曲の素晴らしさを僕たちの前に出してくれて魅せてくれます。
このアルバムもまた、ＣＤとＤＶＤとのカップリングですが（内容はちょっとだけ違っています）、インタビューも含めファンには堪らない内容になっています。
僕が若い頃に好きだった、そして影響を受けたミュージシャンたちも、当たり前に年を重ねて来ているので、まだ存命のうちにこのような作品が世に出ることは、とてもありがたいことです。
それにしても良い曲が多いなぁ！