充実の東京

bearsmick2012-07-08

いやぁ、とても充実した楽しい今回の東京でした。イベント「リターン・トゥ・サルパラダイス」に来てくれた友人・知人たち、そしてマルディ・グラでのライヴに来てくれた人達にホント感謝です。
まずは、初日の六本木「音楽実験室・新世界」での「リターン・トゥ・サルパラダイス」の日のレポートから。
朝早く起きて(2時間ほどの睡眠)、まだバスも走っていないのでカミさんにクルマで鹿児島空港まで送ってもらい東京へ。電車を乗り継ぎ(東京の駅や路線が変わっていてアタフタしちゃいます。笑)待ち合わせの白金「クーリーズ・クリーク」へ向かいました。この「クーリーズ・クリーク」は、僕がこの業界でやっていけるきっかけを作ってくれたお店で、3,4年前に場所は違うものの再開したところです(以前は霞町でした)。そして、もちろん当時の僕の先輩や同僚も関係しています。
美味しいランチを頂き彼らと楽しい会話に花を咲かせます。

その後、「新世界」へ移動して、今夜のイベントの準備です。カセット・コンロス、松竹谷清も到着してさっそくリハーサル。その音を聴いただけで今夜の成功を実感することが出来ました。

初めてのカセット・コンロスは、噂に違わぬナイス・グルーヴで、カリプソ・ロックと形容したくなる勢い、そのリズムとグルーヴはもちろんのこと、シンガー&ギタリストのワダ・マコト君に絡むアンディ(彼とは面識ありました)のサックスやクラリネットはご機嫌です。
松竹谷清(ex.トマトス)は、もう問題なしの相変わらずなキュートでポップな独自の歌で聴かせてくれます。
7時になったらいよいよ会場、1時間ほど僕の選曲(決してDJプレーではない?)で音楽を流します。そうこうしているうちに懐かしい顔が続々来店、挨拶や世間話に花を咲かせ、もちろんお酒も美味しいに決まっています。当時20歳そこそこだったお客さんも現在はもう40代半ばはいっているはず、それにしてもこうも歓待されると自分がスターになったかのように感違いしちゃいそうです。(笑)

久しぶりのDJセット。慣れるのにちょっと時間が掛かりましたが、自分の好きな音楽を大音量で流せるのは気持ち良いものです。
そしていよいよライヴが始まります。最初はカセット・コンロス、次は松竹谷清のソロ、そしてカセット・コンロスをバックに松竹谷清がナイスなロッキン・グルーヴで聴かせます。


最後は、僕もステージに上がって、ハーモニカでセッション参加です。いやぁ、大盛り上がりで楽しかったです。

僕はデッドTシャツ&短パン姿という超クールビズな格好で、お客さんに申し訳なかったのですが、デッド好き(グレイトフル・デッドのステージ姿を思い出してみて!)ということで許して下さい。(笑)

ライヴ終了後は、サルパラ時代に定期的にDJをやってくれていたDJチーム「アス・ホール」の3人がスピンする中、来てくれた人達と歓談&乾杯が続きました。そうそう、娘のそらも駆けつけてくれて、彼女の幼い頃を知っている友人たちから可愛がられていました。


先日のTV「ビフォー・アフター」の匠Y君、ムロケンと共に。

クーリーズ・クリーク時代からの仲間と共に。
一人減り、二人減りと気づいたらもう3時位、娘と共に彼女の部屋へ戻りました。ということで初日は無事終了。
翌6日は、自由が丘「マルディ・グラ」でのライヴです。
自由が丘で用事があるという娘と一緒にお昼すぎに自由が丘へ行ったのですが、夕方まではまだまだ時間はたっぷりあります。ということで今年もモンちゃんの「アイランド・カフェ」でコーヒー(J・Cヤングのコーヒー豆)を頂きに行きました。
そこで行われていたウクレレの練習を聴きつつのコーヒーもまたオツなものでしたが、そこにムロケン登場。昨夜に続いての再会ですが、実は昨夜は15年ぶりだったのです。それが偶然2日続けて会うなんて。うん、面白い!でもそんな時間が経ったことを感じさせないんだよね、実際。これが友達っていうものかしらね。(笑)
ということで、用事を終えて合流した娘も交えての記念写真。

時間までたっぷり旧交を温めた後、マルディ・グラへ。忙しい中来てくれたギター・パンダこと山川のりを君は現在は福島にいるそうで、今回はシリアスな新曲も多かったものの、それでもしっかり相変わらずのパフォーマンスを披露してくれました。

今夜は、先日ベアーズ・カフェでライヴをしてくれたばかりの種子田君(タネカバ)もキーボードで参加してくれました。この夜は、首相官邸周辺での反原発デモもあったので来れない人もいたようなのですが、何十年ぶりの学生時代の友人も来てくれたりしてそれなりに楽しくライヴも出来ました。


2年ぶりの「マルディ・グラ」、ジロー君&ミドリちゃん夫妻も元気そうで、何よりです。

ライヴ終了後、帰って行ったのりを君、今月17日にはベアーズ・カフェでライヴです。忙しい中本当にありがとうございました。

今夜も娘の部屋へ帰宅して終了。泊まるところの心配がないのは良いことです。(笑)
翌7日の七夕は、やっぱり雨の1日でした。今日は1日オフなので、娘が付き合ってくれました。世のお父さんにとって娘とのデートはある意味夢でしょ?(笑)まずは初台のアート・ギャラリーで行われてる「北野たけし展」を観に行き(面白かった!)、麻布十番へ出て、昔の友人が営んでいる天ぷらやさん(高級過ぎて、ちょっと敷居が高かったけど。笑)へ挨拶に行ったり、娘の友人が働くカフェへ行き、若者に交じって飲んだりスウィーツに舌鼓をうったり、西麻布へ出て友人のT君が営む「バナナフィッシュ」というバーへ行ったり(この店までは娘も付き合ってくれました)、下北沢で友人に会ったりしていたら、もう終電の時間です。東京は楽しいけど、お金が羽を付けて飛んでいきますねぇ・・。(笑)
という訳で、三日目も無事終了。いよいよ最終日の8日です。
娘と東京時代の思い出話とかしていたら(娘は小学2年生の途中まで東京でした)、よく行っていた当時渋谷に会ったうどん屋さん「やしま」の話題になりました。ちょっと甘めで美味しいさぬきうどんの味を覚えているというのです。ぼくも大好きな店だったので、実は4年前の上京時に行ってみたのですが、ショックなことに建物ごとなくなっていたのでした。でも噂に富ヶ谷で営業しているということを聞いていたので、娘がサクサクとスマホで検索すると、ちゃんと情報が出てきました。
ということで、羽田に行く前に「やしま」で昼ごはんにしようということになり、二人で出掛けました。代々木公園駅から徒歩3分くらいの場所、富ヶ谷の交差点近くにあった「やしま」は行列が出来る店になっていて、時間を気にしつつ僕たちも並んだのでした。
30分ほど並んで入ったのですが(普段は絶対並ばないのですが)、嬉しかったのはそこの大将(と店の若者に呼ばれていました)が僕のことを覚えてくれていたこと。なんせ15年ぶりですからね、おまけにゲソ天もおまけしてもらいました。
懐かしい味に舌鼓をうったのですが、如何せん帰りの時間を気にしつつだったので、ちょっと残念、でも場所も分かったことだし、次回の上京時には余裕を持って食べに行きたいと思いました。時間に気を取られていたせいで、写真も撮っていないですからね。(笑)
バタバタと電車を乗り継ぎ、これまたスマホで調べてくれた娘のおかげで順調に羽田に着いた僕は、無事人吉に帰って来たのでした。
今回の東京も、とても充実した楽しいひと時でした。今回会えなかった友人たちもたくさんいます。次回の楽しみにとっときたいと思います。その時はよろしくね!そして時間とお小遣いに余裕がある人は是非、人吉/ベアーズ・カフェにも遊びに来て下さい。
ちなみに冒頭の写真は「リターン・トゥ・サルパラダイス」のイベントと為、当時のフライヤーを持っていたダイスケが作ってくれたスライド・ショーの一枚。当時のDJ仲間の似顔絵も懐かしい・・・。