貧すれば鈍す

自分が後ろめたいところや弱いところを持っている時に、それを指摘されると逆切れすることは、よくあること(ひょっとしたら自分だけかもしれませんが・・・、汗)。情けないことに今日はそんな日で、あまり良い休日とはいえませんでした。
このところの不景気で、月末の支払いにも頭を悩ます日々が続いているのですが、人間貧乏になると心までの貧しくなるような気がします。もちろん不相応なお金は、僕には必要ないのですが、やっぱりちょっとした余裕はあったほうがいいものです。(以前書いたように、若い頃のヒッピー的な価値観というか金銭的価値観が、今となっては尾を引いているようで、あまりパッとしない経済活動に陥っているようです。笑)
そんなこんなで、今日の僕はちょっとイライラが募っていたのですが、そこにカミさんからの一言(別にお金のことではなかったのですが)が。(笑)もちろん彼女に非はまったくなくて、僕が勝手にキレただけのことなんですが・・・、そんな自分に今度は腹がたって、不機嫌な気分のまま、2時間あまりのウォーキングをしてきました。
帰ったら軽く謝ろうとはおもっていたものの、その機会も逸して、結局最後まで気まずい一日を過ごしてしまいました。
結局、短めの謝罪のお手紙を書くことで、事なきを得たのですが、駄目ですよねこんなんじゃ。もうすぐ還暦を迎えようかとしている大の大人が。(笑)
「貧すれば鈍す」とは、昔の人は良く言ったもので、ホントその通りです。ただ僕にとっての救いは、お金はあまりなくても、豊かな文化的な環境や財産、そして愛情を持って接してくれるものや人ががあることです。そんなことに感謝しながら、もうちょっと頑張ってみようと思う今日の日でした。